【お知らせ】「継ぐ家」がLIXILのいい家ネットに紹介されています

コストパフォーマンスについて

また総評の中でも、「高い性能ながらコストを抑えている」という点を評価いただいていることが印象的でした。

志村建設が建てる家は性能を重視しているため、ローコストやハウスメーカーなどに比べると初期費用が高いのは事実です。

しかしローンを払い終わった後も続く光熱費が大幅に抑えられるため、生涯的にかかる費用をシミュレーションすると高性能住宅の方がお得になりやすいという結果が出ています。

とはいえ予算の都合もありますし、初期費用もできるだけ抑えたいですよね。

そこで、志村建設では2つのご提案で出来る限りコストを抑える努力をしています。

①自由設計

志村建設は自由設計の注文住宅を標準仕様としています。

性能面を確保しつつもお施主様の予算やご希望に沿った柔軟な設計が可能です。

例えば、設備を充実させた分壁材や床材を工夫する、建築面積を少し小さくするなど、メリハリをつけたご提案も可能です。

また規格化住宅「TRETTIO」（トレッティオ）も対応可能です。

TRETTIOは、ある程度決まった価格帯や間取りなどから合うものを選んでいくスタイルで、志村建設も加盟しているスーパーウォールビルダーズファミリーが考案した住宅です。

もちろん高気密高断熱・パッシブデザインを採用しており、高い性能とデザイン性・カスタマイズ性を備えているのが特徴です。

それをベースに、お施主様のご希望や使い勝手などを考慮しながらさらに作り替えることも可能です。

このように、こだわりとご予算の兼ね合いを見ながらご提案させていただいております。

②建て得

ZEHにより光熱費が抑えられるのは先述のとおりですが、太陽光発電は導入コストが高いのがデメリットでした。

そこで志村建設では、「建て得」を標準でご提案させていただいております。

建て得は、LIXILと東京電力の合弁会社LTSPが、ZEHの普及促進と環境保護への貢献を目標に提供する太陽光発電のプランです。

15年間の売電収入をLTSPに譲渡する代わりに太陽光発電を実質0円で設置でき、昼間の電力も0円で使用できるという仕組みです。

これによりZEH化のハードルを下げることができる上に、光熱費をさらに抑えることができます。

「継ぐ家」も建て得を利用して太陽光発電を13.2kW設置しています。

光熱費を見てみると、2023年1月は約2万円、2023年8月は約9000円でした。

2023年はエネルギー価格の高騰に加え、冬は10年に一度といわれる大寒波、夏～秋は地球沸騰化と呼ばれるほどの暑い毎日ととても厳しい1年でしたが、それでもここまで抑えることができました。

また買電量の約3倍ほどの売電量を記録しており、少ないエネルギー消費とそれを大幅に上回る創エネ設備のZEHが達成されていることがデータからも分かりました。

昨今のエネルギー価格の高騰や環境問題などを考えると、太陽光発電はこれからの時代に必要不可欠な存在となってきます。

そこで建て得を活用し、太陽光発電を設置するコストと光熱費を下げていきたいと考えています。

このような工夫のおかげかコストパフォーマンスの良さを評価していただいていますが、それでも一般的な住宅より建築コストは高くなってしまいます。

しかし、高性能住宅は光熱費が大幅に抑えられるだけでなく、家中の温度差が少ないため健康で快適な生活を送ることができます。

家づくりの際は目の前のことだけでなく、少し先の視線で考えることをおすすめします。