台風に備えましょう
台風前の建物点検・補修のご案内
今年は地球沸騰化の影響で観測史上最も暑い夏(秋)になりました。また、線状降水帯が各所で頻繁に発生し警報級の雨を降らせたり、勢力の強い竜巻が発生したりするなど、気象現象が極端になっているように感じます。そしてこれからの時期は台風に注意する必要があります。
台風が来る前に建物の点検・補修を行いましょう。雨漏りを放置すると部材にカビが生えたり腐朽したりして建物が蝕まれてしまいます。
点検のポイント
屋根
- 高所になるため点検は安全に配慮してください。
- 少し離れた場所から双眼鏡などを使い、瓦や棟瓦の割れやずれを確認。
- 金属屋根の場合はふくれやまくれを確認。
雨樋
- 雨樋の詰まり・変形は屋根から流れた雨が基礎や外壁を濡らす原因に。
- 軒樋のたわみは長い棒などで下から押すとある程度直せます。
- 縦樋の詰まりは雨が溜まっている状態で軽く叩くと流れることも。
外壁
- 軒の出が少ない住宅は特に注意。
- 外壁の割れや窓周りのコーキングの劣化を確認。
- 補修は変性シリコンのコーキングを使用。
ベランダ
- 床の集水器まわりを掃除。
- 防水材の剥がれ・割れを点検。
- サッシ下のコーキングを確認。
- 排水不良は大雨時に室内浸水の原因になります。
建物外周
- 基礎の換気口や土台が土に埋もれていないか確認。
- 必要に応じて溝を掘り雨水を逃がす。
- 飛ばされやすいものは片付けてください。
これらの補修は高所でかつ専門的な技術が必要になるため、早めに専門業者に相談をすることをお勧めします。
弊社はおかげさまで2021年に創業100年を迎えました。これからも伝統と最新の技術で、ずっとストレスのない家づくりに邁進して参ります。ZEHを上回るGX志向型住宅の新築・耐震・断熱リフォーム・建て替え・リフォームなどのご相談に応じておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。