家づくりのコスト

新しい家に住むために必要な費用は「建築費」だけではありません。家を建てて暮らすまでには、さまざまな費用が発生します。ここでは、家づくりの総費用を以下の5つの項目に分けて詳しく解説します。

  • 1:本体工事費
  • 2:付帯工事費
  • 3:諸費用
  • 4:土地代
  • 5:入居後の維持費等
家づくりコスト

1. 本体工事費

基礎・壁・屋根・内装・外装・水回り設備など、建物本体にかかる費用です。総費用の約70〜80%を占めます。建築会社ごとに含まれる項目が異なるため、見積書の確認が必要です。

坪単価とは?

本体工事費 ÷ 延床面積(坪)で算出される建築費の目安。比較の際は項目の違いに注意が必要です。なお坪単価は階数や建物の形状によって異なるため、あくまでも参考値としてお考えください。
例: 本体価格3,000万円 ÷ 延床面積30坪 = 坪単価100万円


2. 付帯工事費

本体工事に含まれない工事費用で、総費用の約20%程度を占めます。以下のような内容が含まれます:

主な付帯工事

  • 解体・造成工事: 古家解体や地盤補強など。数十万~数百万円。
  • インフラ整備: 上下水道、ガス、電気の引き込み。水道引き込みがない場合は数十万円かかることも。
  • 外構・造園工事: フェンス、門、駐車場、植栽など。100万円以上を想定。

3. 諸費用

税金や手数料、引越し代など、建築以外で発生する費用です。現金での支払いが必要な場合が多く、ローンに含めることも可能ですが負担増に注意。

主な諸費用の内訳

  • 式典・近隣挨拶費: 地鎮祭や上棟式の謝礼・お供え物代、引越し挨拶用の手土産代など。
  • 引越し・家具家電: 新居に合わせた家具・家電の購入。100万〜200万円が一般的。
  • 法定費用: 印紙税、不動産取得税、登録免許税など。
  • 住宅ローン関連費用:
    • 融資手数料:数万円〜借入額の1〜2%
    • ローン保証料:1000万円あたり20万円〜
    • 火災保険・地震保険:5年で数万円〜
    • 斡旋手数料:金融機関や仲介会社による

4. 土地代

土地を所有していない場合、土地取得費用が必要になります。土地購入に伴う仲介手数料(土地代の3%+6万円+消費税)や、別ローンを組む場合の費用も考慮しましょう。


5. 入居後にかかる維持費等

家を建てた後も、長期的に費用が発生します。

主な維持費

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  • 光熱費: ローン返済後も払い続ける費用。志村建設では生涯的にかかる光熱費をできるだけ抑える家づくりをご提案しております
  • 修繕・リフォーム費: キッチン・浴室の交換は150万~300万円、給湯器は15万〜30万円。
  • 保険の更新料: 火災・地震保険は5年契約が最長。更新時に保険料が発生。
  • 固定資産税・都市計画税: 毎年発生。評価額に対して1.4%が目安。新築住宅には軽減措置あり。

家づくりコストのまとめ

家づくりにかかる総費用は大きく5つに分けられます。建物を建てるための「本体工事費」、外構やインフラ整備などの「付帯工事費」、税金やローン手数料などの「諸費用」、土地を持っていない人に必要な「土地代」、そして入居後に必要となる「維持費等」です。

これらをすべて含めて計画することが、安心して家づくりを進めるための第一歩です。それぞれの費用は条件により大きく異なるため、事前確認が重要です。

志村建設では、生涯的にかかる費用を抑える家づくりをご提案しております。ぜひ「ストレスのない家」をご覧ください。