2025年6月コラム

  • Posted By: shimura
  • Published At: 2025/06/29 15:00
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ZEH住宅の取り組みについて

2050年のカーボンニュートラルを目指すZEH住宅

2050年のカーボンニュートラルを実現する取り組みの一環として、最近の新築住宅建築では ZEH住宅(ゼロエネルギー住宅)が増えてきています。

ZEHビルダー/プランナーの実績報告によると、2023年度の新築戸建住宅における ZEHシリーズ供給戸数は97,065戸となり、着工統計にみるZEH化率は27.6%となっています。 注文戸建住宅においてはZEH化率が40.2%となっていて、ハウスメーカー単体では72.0%と高水準になっています。 また、一般工務店はハウスメーカーに比べると取り組みが遅れてはいますが、 前年比7ポイントを超える伸びを見せていてZEH化率向上に貢献しています。 建売戸建住宅ではZEH化率は7.0%にとどまっていますが、前年の4.6%に対して大きな増加が見られるため、 今後ZEHの取り組みが加速していくものと思われます。

ZEHの定義の見直し

経産省は今年5月、より高い省エネ水準の住宅供給を促すため、ZEHの定義の見直しの要件案を公表しました。 現在の戸建て住宅のZEHの定義は以下の通りです。

  • 断熱等級5(韮崎でUA値0.60)
  • 一次エネルギー消費量削減率20%
  • 再エネを含む一次エネルギー削減率100%

見直しの要件案では以下が予定されています。

  • 断熱等級6(韮崎でUA値0.46)
  • 一次エネルギー消費量削減率35%
  • 再エネを含む一次エネルギー削減率100%
  • 高度エネルギーマネジメントや蓄電池の設置の導入

ZEH住宅のメリット

ZEH住宅にするには断熱や設備にお金がかかりますが、断熱性能が高いため外気の影響を最小限に抑えて 快適な室内環境を作ることができます。さらに気管支などの疾病改善が見込まれ、 光熱費や水道料金を抑えることもできます。医療費や光熱費が減ることで、 少し長い目で住宅にかかるコストを計算するとZEH住宅のほうが、そうでない住宅よりも 安く過ごすことができます。

補助金を活用してお得にZEHを

現在、住宅省エネキャンペーン2025やGX志向型住宅補助金などの事業が行われていて、 高性能な住宅には多くの補助を受けることができます。これらをうまく活用して お得にZEH住宅を計画してみてはいかがでしょうか。

弊社の取り組み

弊社はおかげさまで2021年に創業100年を迎えました。これからも伝統と最新の技術で、 【ずっとストレスのない家づくり】に邁進して参ります。 耐震・断熱リフォーム・建て替え・新定義に対応したゼロエネルギー住宅『ZEH』・省エネ住宅の新築・エコリフォームなどの ご相談に応じておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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