2025年2月コラム

  • Posted By: shimura
  • Published At: 2025/02/11 15:00
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GX志向型住宅について

国土交通省などでは2030年までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化や2050年カーボンニュートラルの実現のため様々な住宅支援事業を行っています。今回は以前お知らせした「GX志向型住宅」の補助について詳しくお知らせします。
GX志向型住宅とは、「断熱等性能等級が6以上」、「再生可能エネルギー(太陽光発電等)を除いた一次エネルギー消費量の削減率が35%以上」、「再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率が100%以上」の全ての条件を満たした住宅を指します。この住宅に対して1戸あたり160万円の補助が出されます。
断熱等性能等級6とは、高い断熱性能(UA値)と冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)の低減が図られていて、冬の室温が韮崎などではおおむね13℃を下回らないレベルの建物を指します。一次エネルギー消費量とは建物全体で消費するエネルギーを熱換算したものです。一次エネルギーとは、原油・石炭・天然ガス・太陽熱・原子力などの加工されていない状態で供給されるエネルギーのことでJ(ジュール)という単位が用いられます。電気・ガス・灯油などは一次エネルギーを利用するために加工されたもので二次エネルギーと呼びます。
一次エネルギー消費量削減率とは、基準に対するエネルギー削減量の割合のことです。断熱性能を上げて省エネ型の給湯器などを使用することで削減率を上げることができ、これに太陽光発電を搭載することで使うエネルギーよりも作り出すエネルギーの方が大きくすることができるのです。一次エネルギー消費量の削減率が100%以上の住宅をZEH住宅と呼び、2030年には標準化されます。言い換えると、これからの家づくりはGX志向型住宅が当たり前になるということです。このような性能の高い住宅は省エネになるのはもちろんですが、快適でヒートショックの低減や健康増進をはかることができるので、必ず採用することをお勧めします。
志村建設はおかげさまで2021年に創業100年を迎えました。これからも伝統と最新の技術で、より快適で安心・安全な住まいづくりに邁進して参ります。耐震・断熱リフォーム・建て替え・2030年に標準化されるゼロエネルギー住宅『ZEH』・省エネ住宅の新築・エコリフォームなどのご相談に応じておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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