2025年1月コラム

  • Posted By: shimura
  • Published At: 2025/01/18 15:00
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冬を快適に過ごしましょう

地球温暖化が進行しているといわれていますが、今年の冬は例年並に寒くなっているようです。市の防災無線では頻繁に水道凍結防止のアナウンスがされていて、寒さに対する備えが必須になっています。
全国の冬期における死亡者の増加率が発表されていますが、山梨県の増加率の順位は何位かご存じですか?なんとワースト3位です。ワースト1位は栃木、2位は茨城となっていて、東北などと比べてそれほど寒くない地域がワースト上位を占めています。北海道は断熱がしっかりしているため増加率は一番少なくなっています。山梨県などでは断熱がないがしろにされてきたということでしょうか。世界保健機構(WHO)では寒さによる健康被害が出ないように冬の最低室温を18℃以上にするよう強く勧告しています。ただ、居間の室温が18℃でもトイレや浴室の温度が低い場合にはヒートショックを引き起こす可能性が高くなります。トイレや脱衣室などはヒーターを入れ、浴室は入浴直前に風呂ふたを外して室温を上げたり床にお湯をまいたりして室温を上げるようにしてください。
暖かい空気は上に溜まるので、居間などで暖房するときにはサーキュレーターを床から天井に向けてかけると室内の空気が循環して体感温度が上がります。是非活用してみてください。そして暖房機の位置を窓に近いほう置くと冷気の影響を抑えることができます。ただ、カーテンなどに引火しないよう注意する必要があります。
冬場の悩みには窓などの結露があります。結露は湿度と温度差によって発生するもので、居間などの1枚ガラスのアルミサッシでは必ずと言っていいほど発生します。結露は木材を腐らせ、カビやダニが発生して呼吸器系疾患の原因になります。石油ストーブは大量の水蒸気を発生させて結露の原因になるので、エアコンやヒーターなどで暖房することをおすすめします。いろいろな工夫をしてこの冬を安全・快適にお過ごしください。​​​​​​​
弊社はおかげさまで2021年に創業100年を迎えました。これからも伝統と最新の技術で、より快適で安心・安全な住まいづくりに邁進して参ります。耐震・断熱リフォーム・建て替え・2030年に標準化されるゼロエネルギー住宅『ZEH』・省エネ住宅の新築・エコリフォームなどのご相談に応じておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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