洗濯物どこに干しますか?
今年は例年より雪の降る日が多く、冬のような寒さを感じる日が多かったように思います。そしてこれからの季節は国民病ともいわれる花粉症への対策が欠かせなくなってきます。
最近の新築住宅では洗濯物を外に干さずに室内干しにするため、ベランダを設置しない例が増えてきました。室内干しは花粉症対策になり、ベランダを設置しないことは建築費の抑制にもなります。一方室内干しは湿度や生乾き臭・乾燥時間・見栄えなどが問題になったりもします。
室内干しのおすすめの場所は浴室や脱衣室です。ここには湿気対策のために換気扇が付いているので、ランドリーパイプなどを取り付ければ乾燥室になります。ただし浴室では浴槽内の残り湯を払ってから干すようにします。ただ、換気扇だけでは乾燥時間が長くなるのでサーキュレーターや除湿器を併用することをおすすめします。また、最新の洗濯機には乾燥機能にエアコンなどでも使われているヒートポンプを搭載して、従来の電気ヒーター式よりも省エネ(光熱費削減)になるものがあるので買い換え時に購入を検討してみてはいかがでしょうか。その他にはガス式の衣類乾燥機もあり人気があるようです。
これから新築やリフォームを考えるときにはこれら最新の機種を採用したり、風の流れを考慮したランドリールームを設けたりするなど間取りの工夫をするのがいいでしょう。浴室換気乾燥機にはヒートポンプ搭載のものがあるので採用を検討してみてください。ただ室内干しでは日に当てたようなさっぱり感は劣ってしまうのでサンルームを設けることも選択肢の一つになります。
室内用の物干金物は後付けできるものや、使っていないときは取り外しできるものもあります。ホームセンターなどで購入することができ、取り付け方はそれほど難しくありませんが物干し金物を取り付けるための下地があるか必ず確認してから取り付けをしてください。
弊社はおかげさまで2021年に創業100年を迎えました。これからも伝統と最新の技術で、【ずっとストレスのない家づくり】に邁進して参ります。耐震・断熱リフォーム・建て替え・2030年に標準化されるゼロエネルギー住宅『ZEH』・省エネ住宅の新築・エコリフォームなどのご相談に応じておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。