家づくりのコスト
新しい家に住むために必要な費用は「建築費」
だけではありません。家を建てて暮らすまでには、 さまざまな費用が発生します。ここでは、 家づくりの総費用を以下の5つの項目に分けて詳しく解説します。
- 1:本体工事費
- 2:付帯工事費
- 3:諸費用
- 4:土地代
- 5:入居後の維持費等

1. 本体工事費
坪単価とは?
本体工事費 ÷ 延床面積(坪)で算出される建築費の目安です。比較の際は含まれる項目の違いや階数・建物形状による差に注意してください。
例:本体価格 3,000万円 ÷ 延床面積 30坪 = 坪単価 100万円
2. 付帯工事費
本体工事に含まれない工事費用で、総費用の目安は約20%程度です。具体的には以下のような工事項目が含まれます。
- 解体・造成工事:古家の解体や地盤補強など(数十万〜数百万円)
- インフラ整備:上下水道、ガス、電気の引き込み(場所により数十万円)
- 外構・造園工事:フェンス、門、駐車場、植栽など(100万円〜)
3. 諸費用
税金や手数料、引越し代など、建築以外で発生する費用です。現金支払いが必要な項目も多く、必要に応じてローンに含めることも可能ですが、その場合は利息分の負担増に注意してください。
- 式典・近隣挨拶費:地鎮祭や上棟式の謝礼、引越し挨拶の手土産代など
- 引越し・家具家電:新居に合わせた購入(目安 100万〜200万円)
- 法定費用:印紙税、不動産取得税、登録免許税など
- 住宅ローン関連費用:融資手数料(数万円〜借入額の1〜2%)、ローン保証料(例:1000万円あたり20万円)
- 保険:火災保険・地震保険(5年で数万円〜)
- 斡旋手数料:金融機関や仲介会社による手数料
4. 土地代
土地を所有していない場合、土地取得費用が必要になります。土地購入に伴う仲介手数料(一般的に土地代の3%+6万円+消費税)や、土地購入のための別ローンを組む場合の諸費用も考慮しましょう。
5. 入居後にかかる維持費等
家を建てた後も長期的に費用が発生します。主な維持費の例は以下の通りです。
- 光熱費:暖房・冷房・給湯など。志村建設では生涯的に光熱費を抑える提案を行っています。
- 修繕・リフォーム費:キッチン・浴室交換(150万〜300万)、給湯器(15万〜30万)など
- 保険の更新料:火災・地震保険は契約期間終了後に更新料が発生します。
- 固定資産税・都市計画税:毎年発生。評価額に対して約1.4%が目安(新築住宅は軽減措置あり)
家づくりにかかる総費用は、以下の5つに分けられます。本体工事費、付帯工事費、諸費用、土地代、入居後の維持費です。これらをすべて含めて計画することで、予算の見落としを防ぎ、安心して家づくりを進められます。
各費用はケースバイケースで大きく変動します。志村建設では生涯コストを抑える家づくりをご提案しております。詳細は当社の「ストレスのない家」ページをご覧ください。