2024年5月コラム

夏の準備をしましょう

地球温暖化が叫ばれて久しく、酷暑･厳冬が繰り返され、大型の台風などによって生活に深刻な影響を受けはじめて来ています。今年の夏は猛暑になるという予報が出ているので、暑い夏を少しでも快適に過ごせるよう今から準備をしておきましょう。

エアコンは電源プラグの変色や汚れ･リモコンの動作状況･フィルターのホコリをチェックし、冷房の設定温度を16~18℃にして10分程度試運転を行い、冷えることを確認してください。その際に異音や異臭がないかも確認します。室外機は吹き出し口から1mの範囲には物を置かないようにし、直射日光が当たらないように工夫します。扇風機も併せて動作点検をしてください。エアコンと扇風機を併用して使用すると少ないエネルギーで運転することができます。
夏の日差しは南面よりも東面･西面の方が強くなります。そして熱の侵入が最も大きいのは窓です。窓からの日差しを遮るには窓の外側にすだれやよしずなどを設置し、内側にカーテンを引くのが効果的です。窓の網戸も破れや劣化がないか点検してください。引き違い窓の網戸は室内側から見て右側に引いておくと、窓を閉めたときに網戸やガラスに付いた虫が室内に侵入してきません。
室温は日没後も上昇していく傾向があります。以前にも紹介しましたが、デジタル温度計を室内と屋外に設置して内外の温度を見ながら冷房や窓開けのタイミングを決めていくと快適に省エネを実現することができます。
窓を開ける際は風向きを考慮して家の中を風が通り抜けられるようにします。高い位置の窓を開けたり換気扇を使ったりして熱気を逃がしてください。 現在国の補助事業で、窓の内側に樹脂製のサッシを取り付ける窓リノベに対して補助金が交付されています。工事費の多くをまかなうことができる大型の補助事業なので検討されてはいかがでしょうか。
不具合や窓の改修などは暑くなってからではすぐに対応できないことがあるので、早めに対応して少しでも快適にお過ごしください。
弊社はおかげさまで2021年に創業100年を迎えました。これからも伝統と最新の技術で、【ずっとストレスのない家づくり】に邁進して参ります。耐震･断熱リフォーム･建て替え･2030年に標準化されるゼロエネルギー住宅『ZEH』･省エネ住宅の新築･エコリフォームなどのご相談に応じておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。