【台風】台風シーズン到来!万全の対策をしましょう

2023/09/21

こんにちは!

韮崎市で「ずっとストレスのない家づくり」をしている志村建設です。

秋は台風に関する住宅のトラブルが多いです。

大雨と強風をもたらす台風は年々勢力を増しており、各地で大きな被害が出ています。

そこで、お家の被害を少しでも減らすための台風対策を紹介します。

※内容はLIXILの「台風が来た時の対策方法・台風が来るまでの準備や窓の対策方法」を参考に作成しています。


1.窓ガラスの飛散防止

2.強風対策

3.雨漏り・浸水対策

4.台風情報はこまめにチェック


1.窓ガラスの飛散防止

台風2.png

・雨戸やシャッターを閉める
・窓の外側にベニヤを貼る
・窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る
・段ボールやガムテープを貼る(応急処置)

飛来物が当たって窓が割れると、ケガをしたり風雨が入り込んだりして二次被害を及ぼす可能性があります。

飛来物対策には、雨戸やシャッターなど窓を外側から守る部材がベストです。正常に開閉できるか確認しておきましょう。

雨戸やシャッターがない場合は、ベニヤを外側に貼るのも有効です。

飛散防止フィルムは、ガラスの破片が飛び散るのを防ぐ役割がありますが、ガラスが割れること自体を防ぐ効果はありません。

また雨戸やシャッターがなく飛散防止フィルムを貼っていない場合は、応急処置として段ボールやガムテープを使った対策があります。

段ボールを窓のサイズに合わせて切り、隙間が生じないように室内側からガムテープで貼り付けて固定し、カーテンやブラインドを閉めます。

ただこちらもガラスの強度を上げる効果はなく、あくまでも応急処置ですので過信は禁物です。

2.強風対策

台風3.png

・植木鉢や物干し竿等は室内に入れる
・網戸の外れ止めをチェックする
・プロパンガスをチェーン等で固定する
・室外機等を支柱や重りで固定する

植木鉢や物干し竿、自転車等は、強風で飛ばされると自宅や周りに被害を及ぼす恐れがあります。

ベランダや家の周りを確認し、飛ばされそうなものは室内に入れておきましょう。

網戸は外れ止めがしっかりセットされているか確認してください。

網戸を外したことがあったり、開け閉めした際に外れたことがあったりした場合は、うまく固定されていない可能性があります。

窓などの建材を扱うYKK APさんのサイトにて、外れ止めの確認方法があるのでご参照ください。

>>YKK AP 網戸についてのお願い

また、プロパンガスはチェーンを二重に巻くなどの転倒対策をしっかりしてください。

エアコンの室外機や物置小屋など、移動が困難なものは重りを載せたり支柱に固定するなどしてください。

3.雨漏り・浸水対策

台風4.png

・玄関に土のうや水のうを用意する
・ベランダや排水溝の詰まりを確認する
・雨樋の詰まり・外れを確認する
・貴重品や家電は上階へ移動させる

玄関の造りによっては、強い風が吹きこんだ時にドアと枠の間から雨水が入り込むことがあります。

土のうや水のうを用意し、玄関からの浸水に備えましょう。

ベランダや排水溝にゴミや落ち葉などが詰まっていると、雨水がうまく流れず溜まってしまい、室内に浸水する可能性があります。

普段から掃除をしている方も、台風の前には必ず確認してください。

雨樋は見落としがちですが、詰まりや外れ、破損がないか確認してください。

雨樋が正常に機能しないと、雨漏りやカビ、シロアリなどの原因となり、建物の劣化につながるおそれがあります。

状態によっては台風が来てからでは間に合わないため、あらかじめ雨の日に水が流れているか確認しましょう。

また浸水の可能性がある場合は、貴重品や家電をあらかじめ上階へ避難させておきましょう。

家電製品はコンセントを抜き、ブレーカーを落とします。

水に浸かった場合は、漏電や発火の危険があるので、乾いた後でも通電しないようにしましょう。

4.台風情報はこまめにチェック

台風5.png

台風の位置や雨・風の規模、警戒レベルを確認してください。

警戒レベルが1と2の場合は気象庁から発令され、3以上は市区町村から発令されます。

警戒レベル3で「高齢者等避難」、レベル4で「全員避難」となります。

レベル3の時点で、高齢者以外の人も、普段の行動を見合わせる、避難の準備を始めるなど、自分の身を守るための行動をしてください。

台風が来る前に避難経路や避難場所もあらかじめ確認しておいてください。

これら以外の台風時の対策や心構えなど、詳しくは以下のリンクをご確認ください。

>>LIXIL 台風が来た時の対策方法・台風が来るまでの準備や窓の対策方法​​​​​


リフォームもご検討ください

建物の損傷や耐久面での不安がある場合は、リフォームで改善できる場合があります。

特に雨樋は、先述のとおり雨漏りなどの建物の劣化を防ぐ役割があります。

大きく外れていたり破損していたりする場合は、そのまま放置せずなるべく早めに交換してください。

志村建設では雨樋の交換と一緒に屋根や外壁の修繕も対応可能です。

建物の外観も見栄えが良くなるので、是非ともご検討ください。

>>屋根・外壁・雨樋のリフォーム事例はこちら

また、窓周りのリフォームは比較的短時間でできる「1dayリフォーム」がおすすめです。

二重サッシを取りつけたり複層ガラスに交換したりすることで、飛来物が当たっても被害を抑えることができるだけでなく、防犯性や断熱性の向上にもつながります。

シャッターや外付けブラインドも、開閉音が静かなタイプや電動式など、ご要望や窓の形に合わせて取り付けることができます。

また、窓の外側から夏の日差しを遮ることができるため、レースカーテンなど室内の日除けより効果が大きく、冷房費の節約にもつながります。

ルーバーを動かせるタイプを取りつければ、プライバシーや安全性に配慮しつつ、風や光を通すこともできます。

このように、窓周りを少しリフォームするだけで安全性のみならず快適性もプラスすることができます。

他にも1dayリフォームでは、窓やドアを中心に様々なご提案ができますので、以下のリンクよりご確認ください。

>>1dayリフォームの内容はこちら

最後に、台風は早めの対策がカギとなります。

普段から建物や周囲を確認し、台風の被害を少しでも抑えられるよう日頃から備えておきましょう。

志村建設では、リフォームのご相談やお悩みなど住まいに関することなら対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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