こんにちは!
韮崎市で「ずっとストレスのない家づくり」をしている志村建設です。
現在北杜市で行っている工場新築工事の紹介です。
ここでは基礎工事の様子を紹介していきます。
基礎を着工するにあたり約1.5mほど深めに地面を掘り、ここに基礎をつくっていきます。
地面を掘ると、先ほどの地盤改良で固められているのが見て取れます。
この上に、捨てコンクリート(捨てコン)と呼ばれるコンクリートを打設します。
基準線を出したり地面をならしたりなどの役割があります。
この捨コンの上に、図面の情報を書き出す「墨出し」という作業を行います。
柱や壁などの位置を色も使いながら正確に記し、図面通りに配筋やコンクリートを打てるようにします。
上から見るとこのようになっています。
また、周辺の様子も含めてドローンで撮影してみました。
北には八ヶ岳が良く見え、自然に囲まれた立地であることが分かります。
上から見ると、改めて大きい基礎であることが伺えます。
墨出しの位置を参考に、基礎と柱をつなぐ「ベースパック」と呼ばれるものを取りつけます。
大きな建物をしっかりと支えるために必要なものであり、普段の木造住宅では見られません。
これを各所に取り付けることで、地震が来ても倒れないような高い耐久性を得ることができます。
各ベースパックを鉄筋でつなげ、鉄筋の接合部分をくっつけていきます。
下の写真のようにしっかりと固定し、特殊な機器を使って圧接します。
地中梁を配筋していきます。
そこに、コンクリートを流し込むための型枠を取り付けました。
住宅の基礎にも鉄筋コンクリートは使われますが、工場規模だととても大きく、かなりの存在感があります。
この型枠の中にコンクリートを流し込んでいきます。
先端にホースがついたクレーンのような重機を使い、隙間なく詰めていきます。
大型の重機が動く様子は正に圧巻。ドローンで上から見ても迫力があります。
型枠に流し込み、固まるのを待ちます。
コンクリートが固まったら型枠を外し、基礎と地面の隙間を塞いだのちに砕石を敷いていきます。
職人の手によって均された地面はとてもきれいです。
約2ヶ月の期間をかけて基礎が完成しました。
途中雪が降って作業が止まったり、雪かきに手間を取られたりと天候に左右されることもありましたが、無事に作業ができて安心しました。
基礎は建物が建ってしまえばほとんど見えない箇所ではありますが、建物を支え地震から守る大事な役割を果たします。
ここでしっかり施工することで、安心で安全な建物になります。
次回はいよいよ建物本体に取り掛かっていきます。
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北杜市にて工場の新築工事を行っています。基礎工事の様子を紹介します。
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