2019年6月コラム

2019年6月コラム

住宅の省エネ基準義務化が見送りされました②

先月お知らせした国土交通省から出された「住宅改修等による居住者の健康への影響調査」についての中間報告の残りを紹介させていただきます。
●知見4.室温が低い家では、コレステロール値が基準範囲を超える人、心電図の異常所見がある人が有意に多い。 ここでは年齢、性別、世帯所得生活習慣を調整した上でも、朝の居間室温が18℃未満の住宅(寒冷住宅群)に住む人の総コレステロール値、LDLコレステロール値が有意に高く、また、心電図の異常所見が有意に多いと解説しています。
●知見5.就寝前の室温が低い住宅ほど、過活動膀胱症状を有する人が有意に多い。断熱改修後に就寝前居間室温が上昇した住宅では、過活動膀胱症状が有意に緩和。 ここでは就寝前室温が12℃未満の低温の住宅では、18℃以上の温暖な住宅と比較して、過活動膀胱症状を有する人の割合が1.6倍あり、断熱改修後に就寝前室温が上昇した住宅では0.5倍に抑制され、逆に室温が低下した住宅では、1.8倍に上昇したと解説しています。
●知見6.床近傍(きんぼう)の室温が低い住宅では、様々な疾病・症状を有する人が有意に多い。 ここでは床上1mと床近傍室温の組み合わせで温暖群、中間群、寒冷群の3群に分けて比較しています。中間群では高血圧、糖尿病で通院している人の割合、過去1年間に聴こえにくさを経験した人の割合が有意に多く、寒冷群では高血圧、糖質異常で通院している人の割合、過去1年間聴こえにくい、骨折・ねんざ・脱臼を経験した人の割合が有意に多くなっていると解説しています。
知見はもう一つありますが次回に解説させていただきます。
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