2021年4月コラム

2021年4月コラム用

予防医学から考える家づくり

コロナ禍の収束がなかなか見通せない中、リモートワークの普及などによって家で過ごす時間が増えているといわれています。家の住環境を整えて快適で健康な生活を送ることは今後ますます重要になってきます。今回のテーマの予防医学とは病気にかからないように予防するという考え方です。病気にかかってから治すのではなく、病気になりにくい体づくりを推進して健康を維持することを目的としています。この取り組みはゼロ次予防から3次予防までの4つのステージが有り、住環境の整備はゼロ次予防に関わってきます。これは温度や湿度、空気、光といった環境を適正に保つことや日常的な家事の動線の中に積極的に運動を促す様な仕組みを入れることなどが上げられます。具体的には室内の温度を17℃~28℃に、湿度を40%~70%にします。こうすることで体への負担が減ってアレルギーや気管支炎の改善が期待できます。また、空気の質を整えるためには適切な換気を行ったり、自然素材の建材を多く使ったりすることもいいと思います。最近では調湿機能や有害物質を吸着する機能を持った建材も出回っています。光については時間帯によって適切な明るさや色の照明にし、朝は太陽の光で目覚められるように窓や家具の配置をするなどが考えられます。

家事の動線上に階段を入れると日常の生活の中で意識せずに運動をすることになります。2階のベランダで洗濯物を干したり、寝室を2階にしたりすることもいいと思います。ただ将来を見据えて1階で生活できる工夫も考えておく必要があると思います。

ゼロ次予防を考えた住まいとは住む人を健康にする住まいということになります。家族みんなが夢を持って生き生きと健康的に前向きに生きることが出来るよう住まいを見つめ直してみてはいかがでしょうか。

 弊社はおかげさまで今年創業100年を迎えました。これからも伝統と最新の技術で、より快適で安心・安全な住まいづくりに邁進して参ります。耐震・断熱リフォーム・建て替え・2030年に標準化されるゼロエネルギー住宅ZEH・省エネ住宅の新築・エコリフォームなどのご相談に応じておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。