2020年8月コラム

2020年8月コラム

日よけは外で、網戸は右へ

長くうっとうしい梅雨が終わったとたん灼熱の太陽が幅を利かせてきました。この夏も例年以上に暑くなっていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。


 暑い季節を少しでも快適に過ごすためには日射や風をコントロールする事が重要になってきますが、どんな方法が有効かご案内いたします。表題にもあるように窓の外で日射をさえぎる事が最も効果的になります。夏に窓から入ってくる熱は家全体の75%にもなります。そこで窓の外にすだれなどを下げると約60%の日差しを遮ることができます。日よけが無くて窓ガラスが普通のペアガラスだと20%、室内にレースのカーテンを下げると30%位の日差しを遮ることができるといわれています。ここで結論。東面・西面の窓は窓の外にすだれなどを下げましょう。『日よけは外で』です。では南面はどうしたらいいでしょう。この季節は太陽高度が高いためあまり日射は入ってきません。南面には庇などを設けることで夏の日射を遮り、冬にはたっぷりの日差しを取り込むようにするのが良いでしょう。昼間の窓はストーブです。

 夜や早朝には窓を開けて涼しくなった外気を室内に取り込んで下さい。光熱費ゼロで快適な環境を作ることができます。ここで注意していただきたいのは、網戸を室内側からみて右側にすることです。網戸を左側にすると、窓を閉めた時に外に面したガラスにとまった虫などが網戸とガラスの間に入り込み、その後の窓の開け閉めでその虫などが室内に侵入してしまいます。家具などの配置を見直して『網戸は右へ』を実践して下さい。

 新型コロナの影響で室内の換気が求められていますが、エアコンの運転はどうされていますか?実はエアコンが消費するエネルギーは始動時が最も大きくなるのです。従って10~15分程度の換気ならエアコンは止めずに行った方がお得になります。2003年の建築基準法改正以降に建てられた住宅には24時間換気が義務づけられています。これは2時間で室内の空気が全て入れ替わるように計画されているので、窓を開ける回数も削減出来ると思います。

 日差しや風をうまくコントロールして(パッシブデザインと呼びます)少しでも快適にこの暑さを乗り切って下さい。インスタグラムで『#日よけは外で』を検索してみて下さい。いろいろな日よけの事例を見ることができます。

 弊社では耐震・断熱リフォーム・建て替え・2030年に標準化されるゼロエネルギー住宅ZEH・省エネ住宅の新築・エコリフォームなど、安心で快適な住まいづくりのご相談に応じておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。