最新住宅コラム5

暖房器具について

立冬が過ぎいよいよ本格的な冬に向かい、暖房器具が活躍する季節になってきました。皆様のお宅ではどのような暖房器具をお使いでしょうか?一般的には石油ストーブや石油ファンヒーター・電気ヒーター・電気カーペットなどを使い、夏に活躍したエアコンは室外機にカバーを掛けて来夏までお休みということが多いと思います。エアコンは暖房に向かないと思っていませんか?実はエアコンはとても省エネで優れた暖房機なのです。

 エアコンの室内機などに貼ってある性能ラベルを見てください。機種や能力によって差はありますが、我が家の居間で使っている2005年製のエアコンは、暖房時に使用する電力(二次エネルギー)が0.755KWですが、暖房能力は3.6KWあります。なんと使った電気の約4.7倍の熱が出てきます。そして最近製造されたエアコンでは5倍以上のものもたくさん出回っています。何でこんなことが起こるかというと、エアコンの室外機はヒートポンプ呼ばれていて、室外機自体では熱を作らずに外気の熱を取り込んでいるからなのです。ちなみにエコキュートもこのヒートポンプを使ってお湯を作っています。石油ストーブや電気ストーブはそれ自体で熱を作る構造のため、1倍以上の熱を出すことが出来ません。

 0.755KWの電力(二次エネルギー)を作るのに必要なエネルギー(一次エネルギー)は約2.04KWになります。“何だ全然だめじゃん”と思われるかもしれませんが、我が家のエアコンで暖房すると3.6KWの熱が出るので、使った一次エネルギーの約1.76倍の熱が出ることになります。電気ストーブではいくらがんばっても0.755KW以上の熱は出ないので、エアコンを使わない手はないですね。エアコンの運転は設定温度をあまり高くせず、風量を大きくすることがおすすめです。設定温度を上げすぎると、より熱い熱を作らなければならないためヒートポンプがフル稼働して消費電力が増えてしまします。また、石油ストーブなどと違って空気を汚しませんが、空気が乾燥するので加湿器などを使って快適な室内環境を作ってください。

 快適な室内環境をつくるためには気密・断熱が重要になります。新築やリフォームするときは建物の性能と使用する機器の性能を高くするように考えてください。

弊社では耐震リフォーム・建て替え・2030年に標準化されるゼロエネルギー住宅『ZEH』・省エネ住宅の新築・エコリフォームなど、安心で快適な住まいづくりのご相談に応じておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。