2017年12月

家づくりのこだわりと満足度

皆さんは家づくりを考えるとき何にこだわりたいと思いますか?間取りや耐震性能・デザイン・自然光など様々なことが考えられます。これらの目に見える項目については建てる前から結構こだわりを持っていて、住んでからも満足度が高くなる傾向があります。一方目に見えない室内環境は、それなりのこだわりは持っているものの、住んでからの満足度はかなり落ち、省エネ性能については初めからあまりこだわりがなく、住んでからの満足度もかなり低くなる傾向があるようです。ところがこの2つの項目こそが実際に住んでみるととても重要であることを身をもって感じる所なのです。

 室内環境や省エネ性能を良くするには建物の外皮性能(UA値, ηAC値)と気密性能(C値)を良くすることが必須となります。残念ながら建築に携わっている私たちの中でもこのことを正しく理解できていない人たちは少なからずいます。国では2020年にすべての新築住宅で平成28年省エネ基準の義務化を決めています。これはこの基準をクリアしないと家が建てられなくなるということです。具体的には建物の外皮性能を計算し、使用する機器を決めて一次エネルギー消費量を算出します。残念ながら気密性能に関する基準はありませんが、目標として1.0以下、出来れば0.5以下を目指したいところです。

 さらに2030年には自家用の太陽光発電などでエネルギーを作りそれを使うことで、その家で使うエネルギーを実質ゼロ以下にするゼロエネルギー住宅が標準化されます。これを実現するには平成28年断熱基準ぎりぎりの値では実現が難しいので、より建物の性能を上げる必要があります。そんなの先のことだから関係ないと思うかもしれませんが、もうそれが常識化しつつあり、弊社などでは当たり前にクリアしています。

 室内環境や省エネ性能は住んでみてから後悔しても遅すぎます。知識を持った信頼できる設計士や工務店とじっくりこだわりを話し合い、住んでみて大満足の家づくりを目指して下さい。

弊社では耐震リフォーム・建て替え・2030年に標準化されるゼロエネルギー住宅『ZEH』・省エネ住宅の新築・エコリフォームなど、安心で快適な住まいづくりのご相談に応じておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。