2017年7月

窓はストーブ

うっとうしい梅雨が終わるといよいよ夏本番になります。今回は暑い夏を少しでも快適に過ごせる工夫をお知らせします。夏に家の中に入ってくる熱の70%は窓からだといわれているので、これをいかにコントロールするかが鍵になります。

 東京の例ですが、夏の東・西面の壁が取得する太陽光のエネルギーは最大で1平方メートルあたり700W 程度です。それに比べ南面は太陽高度が高いため450W程度と東西面に比べて小さくなります。冬には南面では900W程度、東・西面では600W程度となります。

 「窓はストーブ」と言った理由は、窓以外の部位(外壁や屋根)は直接熱を逃がしたり取り込んだりすることができませんが、窓は開け閉めしたりカーテンを引いたりすることで入ってくる熱をコントロールできるからです。

夏にはストーブはいらないので熱を遮断(太陽光を遮る)しなければなりません。東・西面はペアガラス窓の外側に外付けブラインドやよしずなどを設置することで約80%も日射を遮ることができます。窓の内側にレースカーテンを引くことも有効ですが、約50%しか遮ることができません。また、南面は太陽高度が高いので庇などを適切に設けることで太陽光を遮ります。窓ガラスは南面を日射取得型、東・西面は日射遮蔽型のペアガラスにするとより効果があります。南面を日射取得型にする理由は冬に日射を取り込むためです。

夜や早朝には窓を開け放して涼しい空気を取り込みましょう。そして気温が上がる前に窓を閉めて、適切に冷房を使うことで快適に過ごすことができます。

 

 冬はどうでしょうか。南側の掃き出し窓からは1000Wもの熱が入ってくるので、太陽の恵みである熱をどんどん取り込まない手はありません。そのためには南面の窓上庇の形状を日射の遮蔽と取得を考えて設計する必要があります。

自然の力をうまく利用し、冷暖房を適切に使って快適で省エネに過ごしてみてはいかがでしょうか。

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